2010年上海万博が閉幕してから2年たちましたが、シンボルであった中国館は
じめ多くのパビリオンが撤去されずそのまま残っています。中国館は恒久施設
として活用されるため残っているのは当然としても、解体撤去される予定の施
設がそのまま残り、会場内はゴーストタウンのような雰囲気です。またたく間
に解体撤去作業がすすめられた2005年愛知万博と比べると大きな違いです。
2010年上海万博開幕中、多くのイベントが開催され盛り上がった「綜芸大庁」
も施設はそのまま残り、他の施設同様立ち入り禁止となっています。ここは、
チャン・ビン二胡演奏団が100人の二胡大合奏をおこなったところ。特別に
許可を得て当時大合奏に参加された演奏団の方々と入ってみました。入場ゲー
トなど周囲の施設は当時のまま残り、2年前にタイムスリップしたような感覚
になります。(2012年7月17日)
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